シンガポール初のUNESCO世界遺産「ボタニック・ガーデン」
こんにちは。インテリアコーディネーターの原山です。
シンガポールは乾季に入り30度を超える真夏日が続いています。
日中は外を歩くのもつらい暑さですが、朝晩は過ごしやすく、愛犬との散歩もそのタイミングに。
暑さから解放され、涼しくなったテラスでゆっくりとディナーを楽しむシンガポールの人々の姿を見ながらのお散歩はとても楽しい時間です。
今回はシンガポール初のUNESCO世界遺産であるボタニック・ガーデンに行ってきたのでレポートしたいと思います。
世界各地から多種多様な植物を集めたボタニック・ガーデンは、その広さ82ha、東京ドームおよそ18個分!広大な敷地には、自然豊かな景色が広がり、珍しいジンジャーガーデンや蘭の花を観賞できる庭園もあります。
暑さの厳しいシンガポール、涼しい時間に足を運べるよう、営業時間はなんと早朝5時から深夜0時まで。入園料もナショナル・オーキッド・ガーデン以外は無料なので、シンガポールに暮らす人々の憩いの場となっています。
園内には美しい睡蓮が浮かぶ池があり、その眺めはまるでモネの絵画のよう。カラフルなトンボが飛び交い、芝生では野生のオオトカゲやカメがお散歩。高層ビルがそびえ建つシンガポールの中のまさにオアシスです。
中でも一番の人気スポットは、やはり世界最大級のナショナル・オーキッド・ガーデン。1000種類を越える原種と2000種以上の交配種からなる、約6万株の素晴らしい蘭を見ることのできる庭園です。
入口を入ってしばらく行くと黄色い蘭のアーチが。「オンシジウム・ゴールデンシャワー」というシンガポールのオーキッドガーデンでつくられたこの蘭は、ダンシングレディーという別名を持ち、黄色いスカートのようなフリルが特徴的です。
その先のVIPオーキッドガーデンでは、シンガポールの初代首相リー・クワンユーや英国エリザベス女王、日本の皇后雅子様等、世界各国のVIPの名を冠する美しい蘭を見ることができました。
他にも艶やかなカトレアや珍しいブルーのバンダオーキッド、また今まで見たことのない色や形をした美しい蘭を沢山見ることができ、時間を忘れ魅惑の蘭ワールドにどっぷりはまってしまいました。心身ともにリフレッシュできる素晴らしい植物園なので、シンガポールにご旅行の際には是非訪れてみてください。
コロナが落ち着いてからも、在宅ワーク、リモートワークでお仕事をされている方が多いのではないでしょうか。
お仕事を快適にするために、お部屋に植物を取り入れてみてはいかがでしょう。
植物を見ると人は心身ともにリラックスし、生産性があがることが科学的に立証されています。
具体的に、緑視率(視界に入っている植物、グリーンの割合)が10%~15%で最も精神的ストレスが緩和され、パフォーマンスが向上するという研究結果が。
デスク上にグリーンを置く場合(視界W1300×H700)PCのモニターの両脇に、幅30cm高さ20cmほどのグリーンを置くと緑視率が15%になるイメージです。 植物は目の疲労回復にも効果があるので、リモートワークを快適にするために、植物は大変おすすめです。
観葉植物や生花は手入れが大変と感じる方は、植物の絵やアーティフィシャルフラワー(造花)を飾るだけでもリラックス効果は得られますよ。
お部屋に置く観葉植物でお勧めは、フィカス、サンスベリア、モンステラ、シュガーバインなど。これらはとても育てやすく、置くだけで空間をおしゃれな雰囲気に仕上げてくれます。植物を選ぶ時にはお部屋に合う鉢カバーもお忘れなく。
お花を飾りたいけど、すぐ枯れてしまうのが…という方にはアーティフィシャルフラワーがおすすめ。最近はインテリアショップでも手軽に買うことができるので、お好きな花とグリーンを何本か選びお気に入りの花瓶に入れてみましょう。
アーティフィシャルフラワーをアレンジする時のポイントは、お花をいかにリアルに見せるかということです。枝を開き花首や葉の茎を自然に近いよう少し曲げることでより素敵に仕上がります。季節に合わせてカラーを変えアレンジしなおすこともできるので、是非トライしてみてくださいね。
ハッピーインテリアでは、在宅ワークをより快適にするためのお悩み解決キャンペーンを行っております。
インテリアを整えると暮らしはぐっと快適になります。この機会に是非ご相談ください。
また、シンガポールからお部屋づくりに役立つ情報をお届けします。
それでは、皆さま、enjoy your happy home!
2023/05/16 09:29