子供部屋の壁紙の選び方

皆さま、こんにちは。爲井澄子tamei sumicoです。

子供部屋のコーディネートって、意外とママたちの頭を悩ませていませんか。なぜなら、子供って成長が早いから。「今」に合わせてインテリアを整えると、すぐに子供っぽくなってしまいそう。結局、白い壁の無難なお部屋になってしまうお宅も少なくないのではないでしょうか。今日は、そんなお悩みを解決する一つのコツ、「配色」についてお話します。

お部屋の印象を大きく左右するのは面積の多い壁紙ですが、成長に合わせて簡単に変えることはなかなかできませんよね。反対に、変えやすいのは窓やベッド周りのファブリックや、アート、ラグなどの小物類。例えば、幼少期はリボンやボールなどのモチーフ柄だったベッドカバーを、思春期にはダークグレーで統一するなど、簡単に印象が変えられます。

そこで、変えにくい壁紙をどう選べば良いか、汎用性のある次の2パターンがおススメです。

一つ目は、壁紙を白ベースでニュートラルカラーの柄物にし、ファブリックや小物類で年齢に合った色柄を入れていくこと。例えば、サンゲツと国立科学博物館のコラボによるシュールなクジラ柄の壁紙。年齢が上がっても、遊び心のある大人空間に仕上がります。(※写真1)女の子なら、単色のモリス柄やモダンなフラワー柄なども素敵ですね。(※写真2)

※写真1)

※写真2)

二つ目は、何色か入ったマルチカラーの壁紙にすること。意外かもしれませんが、複数の色があると、その中からベッドカバーやアート、ラグやカーテンなどの色を選ぶことで、抜群にコーディネートしやすくなりますよ。

3歳児の我が家の場合、まだ壁紙とカーテンだけの子供部屋ですが「穏やかで優しい色合いで、将来好むであろうダークネイビーやダークグレーと合わせやすい」という視点で選びました。温かみのある色調の壁紙は、淡いグレー、ブルー・グレー、とうもろこし色、ミントグリーンなどの色が混ざり合っています。カーテンも壁とコーディネートした色彩で、とても楽しいデザインに。(※写真3)

※写真3)

もし娘がいたらと妄想したのは、華やかながらシックでモダンなこちら。(※写真4)気に入ってしまったので、我が家でも2階のトイレに採用するかもしれません 笑。

※写真4)

どちらも色彩豊かで伸びやかで、子供の感性を豊かにしてくれそうですよね。「子供部屋用」というフィルターで選ぼうとすると子供っぽくなりがちなので、素敵だけどリビングには少し大胆かな、というくらいのデザインがうまくいきますよ。

それでは、皆さま、enjoy your happy home!

2022/09/26 15:24