照明で目を大切に
皆さま、こんにちは。爲井澄子tamei sumicoです。
インテリアにこだわろうとするとデザインを重視しがちですが、機能性を重視するべきアイテムもあります。今日は、お子様の「目」の健康に影響する、照明についてお話します。
私は極度の近眼で、裸眼ではテーブルの上の物さえよく見えません。昨今の自然災害の多さに、万が一眼鏡やコンタクトレンズのない状況に陥ったときのことを考えると恐怖を覚えます。我が子にはできるだけ視力を落とさないように気を付けてあげたいと、切に願っておりますが、きっとどの親御さんも同じですよね。そんな私が、「これはぜひ知ってもらいたい!」と驚愕したこと、それは、ある照明資格の講義中に学んだことでした。
講師がさらっと言ったのです。「部屋が暗いと目が悪くなると思っとるやろ。あれ、ウソやで!」えっ?今、なんと???「明るすぎる方が目に悪いんや!」!!!
講師を疑ったわけでは全くありませんが、帰宅後、医療従事者による情報を読み漁ってみても、確かに一定を超える明るさが目の負担になることが分かりました。しかも、日本の住宅においては明るすぎるケースが多いとか。特に年齢が低ければ低いほど照明が刺激になってしまうそうですが、数値的な話は省きます。年齢にかかわらず照明がまぶしいと感じるのであれば、その照明は明るすぎるのかもしれませんよ。
さて、それではどんな照明を選べば良いのか、2つのポイントをご紹介します。
1)生活シーンに合わせて使い分け。
照明でよくあるシーリングライト。天井からお部屋全体を明るくしてくれるのでお手軽ですが、調光タイプにするのがおすすめです。使う人に合わせて明るさを調整するほか、就寝1~2時間前には光量を下げ、また勉強や読書時には手元用のライトを併用しましょう。
2)グレアレス照明を導入。
グレアレスとは、不快なまぶしさを軽減した照明のことで、上質感あふれる空間に仕上がります。ダウンライトやペンダントライト、シーリングライトなど、いろいろな形状が。私は視力低下が怖いので、新居の照明には投資しました。北欧のルイス・ポールセンやレクリントを使用してみましたが、確かに目に優しく心まで穏やかになる気がします。前述の照明講師によると、同じ北欧発IKEAの照明も優秀だそうですよ。最近では、日本の照明メーカーもこぞってオシャレなグレアレスを出しているので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
それでは、皆さま、enjoy your happy home!
2022/09/01 16:39