勉強部屋の作り方　‐色編‐

皆さま、こんにちは。爲井澄子tamei sumicoです。

夏休みもいよいよ終盤戦。お子さんの夏休みの宿題がスパートに入る頃ですね笑。どうしたら勉強に集中してくれるのかしら、とふと考えることも多いタイミングです。今日は勉強部屋のインテリアについてお話します。

色彩が脳に与える影響については、すでに数々の研究で証明されています。例えば、赤色がアドレナリンを誘発し興奮させることは聞いたことがあるのではないでしょうか。色の中で学習環境に良い、つまり心を落ち着けて長時間集中できる色は、ズバリ青や緑だと言われています。クッションやアートでお子さんのお部屋に青や緑を取り入れるのも手軽で良いですが、色が目に入る状態で勉強できるのが理想的。そこで、机に向かった壁を青や緑にしてみるのはいかがでしょうか。

でも、壁紙を張り替えると職人さんに頼むことになるのでコスト面が気になります。私自身、同じ理由で自己輸入した壁紙を自分で貼ってみたことがあります。とっても素敵に仕上がりましたがなかなか難易度が高かったので、よりお手軽な方法としてペンキ塗りをご紹介しますね。日本ではなじみがないかもしれませんが、北米ではこちらの方が簡単なのでメジャーですよ。

勉強部屋

既存の壁紙の上から塗ることができるので簡単ですし、費用もグッと抑えられます。一方、ペンキ塗りで一番大変なのは、天井や巾木にはみ出さないようにマスキングテープをしっかり張ること。壁に塗ること自体は簡単なので、お子様と一緒に楽しめますよ。

勉強部屋

次に、インテリアに適した塗料を順不同でご紹介しますね。世界に名だたるインテリアのプロ達が選んでいるメーカーで、奥行きのある美しい発色面はもちろん、嫌な臭いがない、抗アレルギー性など体や環境への配慮、など品質面でも優れた一流メーカーを選りすぐりました。東京のショールームだけでなく全国に取扱店がある他、オンラインでも購入可能です。無料サンプルも豊富にありますし、色選びの相談にも乗ってくれます。軽視してはいけないのが「艶の度合い」。色同様に印象を大きく左右するので、ぜひ相談して選んでくださいね。

１） Benjamin Moore (ベンジャミン・ムーア)
私がアメリカ在住時から愛用しているアメリカのメーカー。青山にショールームがあります。
http://benjaminmoore.co.jp/

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ベンジャミン・ムーア